華やかな葬儀というか華やかさを添えたひ孫たち

今年の梅雨明けとともに他界したおばあちゃんのお葬式の話です。私のおばあちゃんは、自分で言うのもなんですが、いいおばあちゃんでした。いつもにこにこしていて、愚痴もあまり言いませんでした。(年をとったらどこか痛いのは当たり前。だから、痛い痛いといってもしょうがない)あまり、きつく怒られたこともなくいつも散歩がてら我が家によって、一緒にお茶を飲んでおやつを食べが毎日の光景でした。美味しいものには目がなかったおばあちゃんでしたので。珍しいものや、有名どころのお菓子は東京に住んでいる叔母から送られてきたり、日本全国色々遊びに行って食べたり、お土産にいただいたりして結構制覇しました。ある日、何気なく受けた検診で胆管がんが見つかり、手術もできないという事と余命は1年ほどというお医者様のお見立てを聞いた時にはこんなに元気なのにとびっくりしたのと同時に何でという思いでいっぱいでした。でも、おばあちゃんは、前向きに治療をし、抗がん剤はつらいからやめたいと自分の治療方針を伝えたりと最後まで私のおばあちゃんはすごかったです。

おばあちゃんの葬儀は、ありきたりな葬儀社が、ありきたりの場所で行い本当によくあるお葬式でした。よくテレビで見る芸能人のお葬式のように華やかでもありませんでしたが、近所のひ孫のお友達とひ孫の2人がおばあちゃんのお葬式で、感謝のお手紙を読みたいと言うのです。小学校6年生の二人と3年生の三人で。ちゃんと子供たちだけでリハーサルをし、順番を決め、段取りを3人で話し合っていました。周りのみんなは、葬儀当日まで手紙の内容を知りませんでした。

アドバイスしたことと言えば、緊張すると早口になるので、自分が思っている以上にゆっくり一字、一字丁寧に読んでねという事だけは伝えました。葬儀当日、3人の子供たちが『おばちゃんへ』、『おばばへ』というタイトルでお手紙をゆっくりと読み上げたのでした。あとで『おばちゃんへ』って読んだのは誰ということになりました。だって、うちのおばあちゃんは85歳でおばちゃんではないですから。これこれこういう子だよと私の母が何人かに説明したそうです。このお手紙がすごく良かったっと言ってくれる人も多くいたそうです。私も聞いていて、身内バカかもしれませんが子どもたち素晴らしいと思いました。内容もさることながら、あんなに大勢の人がいる前で、堂々とお手紙を読む姿に感動しました。三人の女の子たちが、皆さんに拍手され、おばあちゃんの普通の葬儀に華やかさをプラスし、華やかな葬儀になったのではないかと思いました。素敵なお葬式だったと言ってくださる方もたくさんいて、おばあちゃんは幸せねと声をかけてくれる人もたくさんいました。

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